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舞台は東京『下襠(したまち)町』。
昭和の香りを色濃く残すこの町は、電信柱に猫よけペットボトルが
くくりつけられ、家の軒先に鉢植えが並ぶ下町情緒溢れる町です。

そんな懐かしい匂いのする下襠町。
この町はひとつの大きな問題を抱えています。
むかしは路地裏でゴムダンをする少女、面子を打つ少年……
子供たちの嬌声と頑固親父の怒鳴り声が響いていたものですが、
近年の少子化の影響を受け、子供の数が極端に減少しています。

ところでこの町には、江口家という一家が住んでいます。
すでに両親は亡く、姉弟だけで平屋住まいの彼ら。
長女の弥生を筆頭に、次女かのこ、三女ミキ、末っ子長男・湧の
四人姉弟は両親がいなくても健気にひたむきに暮らしていました。

江口家は弥生を園長として『ハモニカ保育園』という児童施設を
経営していますが、少子化の影響を受けて経営状態は年々悪化して
いくばかり……。
そこへ突然請求される、1000万の借金返済。

――路頭に迷う江口姉弟。
しかしそこは根拠のない自信でもって生き抜いてきた彼ら。
下町っ子らしい気っ風の良さも手伝ってか、江口姉弟はひとつの
選択をします。

江口家に借金が発覚したとき、
なぜだか湧が持っていた出場申し込み用紙の大会名は――

【フェ○りんぴっく】

東京・咥楽園の地下奉仕場で秘やかに行われているという
妖しくエッチなその大会の名は――

【フ○らりんぴっく】

姉弟が借金を返済するために選んだ道は、弟の湧をパートナーに
練習、大会に出場し、優勝賞金1000万を獲得することだった
のです。

三人の姉どころか、これまた大会優勝を狙う下襠学園保健医の
目眩くベーゼを堪能した果てに、湧は三人の姉のなかから誰を
パートナーにして銀糸踊り狂う大会に出場するのでしょうか?

そして江口姉弟は、借金を返すことができるのでしょうか?



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