――夏休み。
眩しい陽射しの中、主人公が向かう先は父親の故郷である小峯村。
里山に囲まれた農村で、村民の9割方が『小峯』という姓の持ち主。
歴史を紐解けば、おそらく全員が親類縁者である可能性が強い。
そういうこともあり住人たちの結束は強く、隣近所であれば身内同然の
付き合い
を平成の今でもしている。



主人公は幼い頃、夏休みのたび、村にある小峯本家に遊びに来ていた。
帰省するたびに年の離れた従姉、そして幼馴染みのお姉ちゃんと一緒に
野山を駆けめぐって遊ぶのが彼の夏の恒例行事だった。
しかし父の仕事は年毎に忙しくなり、次第に村から足が遠のいていく。



そして、最後に村にやってきてから、10年の歳月が流れた年の夏――
海外に赴任している両親の頼みもあり、墓参りと、そして村への挨拶に
主人公はやってきたのだった。



彼は到着早々、かつて大好きだったお姉ちゃんたちに再会する。


村へと続く森の中で幼馴染みのお姉ちゃん、千里と出会い、




彼女に案内されて小峯本家に着くと、従姉のひとり、秋菜が暖かく
出迎えてくれた。



さらに遅れて村へやってきた義姉・美鶴



その美鶴を自慢のバイクで家まで送ってきた夏子が加わると、

さっそ「かわいい私の弟争奪戦」が幕を開けるのだった。